Care Worker

介護施設の1日の流れとは?

デイサービス・デイケアでの1日の流れ

こんにちは!新米介護福祉士のともひろ(@tomohiro_care)です。

僕は現在、介護老人保健施設内のデイケアで働いています。

介護施設で働いている方以外の、いわゆる一般企業で働いている方や学生の方には、介護施設で働いている介護士の仕事内容や、施設利用者が1日どのように過ごしているかは知られていない気がします。

そこで今回は、介護施設での1日の仕事内容や利用者が施設でどのように過ごしているのかをご紹介したいと思います。

介護に興味のある方やこれから介護施設の利用を考えているご家族、そして介護の仕事に就こうと考えている方の参考になればと思います。

介護施設の種類

「介護施設」とひとことで言っても、その中にはいろいろな施設があります。主な施設を上げると下に上げた施設が多くの方が思い浮かぶ施設ではないでしょうか。

[box class=”blue_box” title=”主な介護施設”]

  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 介護老人保健施設(老健)
  • グループホーム
  • 介護付き有料老人ホーム(有料)
  • サービス付き高齢者住宅(サ高住)
  • デイサービス
  • デイケア

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上の5つは、その施設に寝泊まりして介護サービスを受ける施設。下2つのデイサービス・デイケアは、日中は施設で過ごし夕方帰宅する介護施設となります。

今回は、僕が実際に勤務経験のある日帰りで利用するタイプのデイサービス・デイケアでの1日の流れをご紹介します。

デイサービス・デイケアでの1日の流れ

出勤〜お迎え

デイサービス・デイケア、朝のお迎え

デイサービス・デイケアで働く介護士さんの出勤時間は、8時から8時半というところが多いのではないでしょうか。

実際、僕の働くデイケアの出勤時間は8時。以前働いていたデイサービスの出勤時間は8時半でした。

出勤しユニホームに着替えたら、その日の利用者さんをお迎えする準備をします。また、デイサービス・デイケアでは利用者さんをご自宅までお迎えに行くのが普通なので、その日自分がお迎えに行く利用者さんの情報やお迎え時間を確認します。

そしてお迎え時間に遅れないようにお迎えに上がります。1台の車で複数の利用者さんを迎えに行くことがほとんどです。

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ハイエースなどの大きなボックス型の車だったり、ノアやセレナなどのミニバン、シエンタやキューブなどの小型車、軽自動車と送迎に使われる車は様々です。

大きな法人では専属のドライバーさんがいる場合もありますが、小さな施設では介護士さんが自ら運転することもあると思うので、デイサービス・デイケアで働くことを考えている場合、自動車の運転免許証はあった方が良いかも知れません。

ただ、免許を持っていない、もしくはペーパードライバでも働けないわけではありません。あくまで「あった方が良い」程度だと思ってください。実際、僕の働く施設では免許の無い方、ペーパードライバーの方が大半です。

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施設に到着後

施設到着後は手洗い・うがい・バイタルチェック

施設に到着したら、手洗い・うがいを済ませ席にご案内します。(座る席が決まっている施設がほとんどです。)

席に座っていただいたらお茶出したり、バイタルチェック(血圧・脈拍数・体温など)をします

また、お薬を服用している利用者さんも多くいます。お薬などの忘れ物がないかの確認をします。

午前中の過ごし方・お仕事

バイタルチェック後、問題がなければ入浴

僕が働く施設では、午前中に入浴をします。

入浴予定のある方のバイタルなどに問題がなければ、順番にご案内します。

入浴予定の無い方は、自席で塗り絵や脳トレ問題、テレビ鑑賞、リハビリなどをして過ごします

介護士さんは、シフトで入浴担当、フロア担当と分かれるとことがほとんどだと思います。また、入浴も一般浴(いわゆる普通のお風呂)と特浴(機械浴と呼ばれるところもあると思います。)に別れます。

[box class=”blue_box” title=”特浴とは”]

特浴は、機械浴と呼ぶ施設もあります。シャワーチェアと呼ばれる車椅子型の椅子に利用者さんに座っていただき、湯船となる機械にそのままドッキングして入浴していただきます。

【関連リンク】入浴機器Tutti – OG Wellness

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お昼

いよいよお昼です。

昼食を配膳する前に「口腔体操」と言われる、飲み込みを良くするためのお口の体操を行います

体操終了後、手の消毒をして配膳です。

通常のお食事の他に、利用者さん個々に合わせて用意されている場合もあるので、配膳するときは間違いがないかを注意します。

また、お食事を食べるのに介助が必要な場合は介助をします。

[box class=”blue_box” title=”ポイント”]持病などの理由で禁止されている食べ物を除いたメニューや、細かく刻んだメニューなど、その利用者様に合わせた食事になっている場合があります。間違えて配膳してしまうと、大変な事態になることもあるので注意が必要です。

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午後の過ごし方・お仕事

昼食後は、体操やレクリエーションタイム

お昼を食べたあとは、口腔ケアを行います。いわゆる歯磨きタイムです。

スペースが限られているので、お食事が終わった方からご案内します。

口腔ケア後は少しのんびり過ごしていただき、その後体操・レクリエーションを行います。

レクリエーションには、介護スタッフの方も一緒に参加したりして利用者さんと一緒に楽しみましょう!

また、この時間にボランティアさんを読んで、演奏会などを鑑賞する場合もあります。

おやつ〜お帰り

そして、3時にはおやつを食べて、お帰りの時間までのんびり利用者さん同士や介護スタッフも混じり談笑などをして過ごします。

そしてお帰りの時間になったら、順番に帰りの車にご案内します。

利用者さんをご自宅までお送りし、施設に戻ってきたら、施設内の清掃・翌日の準備をして業務終了です。

1日の流れまとめ

デイサービス・デイケアでの1日の流れをまとめると次のようになります。

[box class=”blue_box” title=”デイサービス・デイケアの1日の流れ”]

  • 利用者さんの自宅までお迎え
  • 施設到着後、手洗い・うがい・バイタルチェック
  • 入浴・塗り絵・脳トレ・各利用者思い思いの時間を過ごす
  • 口腔体操・昼食
  • 体操・レクリエーション
  • おやつ
  • 利用者さんのご自宅まで送り

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実際に働いてみて

その他1日の中でトイレ介助を行ったり、横になりたい利用者さんをベッドにご案内したりします。

デイサービス・デイケアを利用される高齢者の方は元気な方が多いのも特徴です。トイレや食事も介助が不要な方が多いので、デイサービス・デイケアで働く介護士さんの仕事の大半は「見守り」になると思います。

そして見守りをしながら、それぞれの利用者さんと談笑などをして、楽しい時間を過ごしていただき、ご自宅に無事に帰っていただくことこそ、デイサービス・デイケアに求められていることだと思います。

介護の仕事というとキツイ・汚いなど負のイメージがあると思いますが、実際に働いてみると結構楽しいです。

特養や老健などの入所施設の場合は大変なことも多いのかもしれませんが、デイサービスやデイケアに関しては、毎日楽しく利用者さんとお話をしたり、遊んだりと楽しい時間を過ごせています

もし「これから介護の世界で働いてみようかな」とあなたが考えているなら、まずはデイサービス・デイケアで働いてみることをおすすめします。

そして、介護の仕事を続けられそうだと思ったら、特養や老健などで働いてみると良いかもしれません。

おわりに

今回は、あまり知られていないデイサービス・デイケアでの1日の仕事の流れ、利用者さんの過ごし方をご紹介しました。

ここでご紹介したのは、あくまでも僕が実際に働いてきた施設での一例です。施設によって入浴の時間が午後だったり、利用者の多い施設では1日かけて入浴したりと、その施設によって業務内容や利用者の過ごし方もまちまちです。

もしあなたが、これからデイサービスやデイケアで働いてみようと思ったり、利用を考えているご家族の方なら、実際に施設を見学をしてみることをおすすめします。

今回の記事が、みなさまのお役に立てれば幸いです。